今回施工した建物は、2階建てのモルタル下地に石調の塗材が吹き付けられた外壁が特徴的な住宅です。長年の経年劣化により、外壁の一部には塗膜の膨れやひび割れが見られました。
これらを補修し、美観と耐久性を高めるために外壁塗装工事を実施しました。
足場仮設工事と劣化部分のチェック
まずは、安全に作業を行うための足場の仮設工事からスタートです。
足場組立中に判明した外壁の剥がれや膨れ部分も、その場で丁寧に撤去・補修を行いました
施工内容
- 塗膜の膨れ部分を剥がして除去
- ひび割れ箇所にはカチオンフィーラーで下地調整
高圧洗浄と下地処理
次に、外壁全体を高圧洗浄し、長年の汚れや劣化した塗膜をしっかりと洗い流します。
その後、外壁の下地強化のため、フィーラーとシーラーを使用して処理しました。
- 下地調整材:カチオンフィーラー(ひび割れ補修、凹凸調整)
- 下塗り材:カチオンシーラー(吸い込み防止、密着性向上)
エスケー化研「アートフレッシュ」で明るい外観に一新
今回の仕上げ材には、エスケー化研のアートフレッシュを採用。
選んだのは明るいオレンジ系カラーで、建物全体の印象がぐっと華やかになりました。
車庫内部も同色で塗装し、一部の玄関まわりは色替えでアクセントを加えています。
塗料の特徴
高耐候性、防藻・防カビ性、マットで落ち着いた質感
雨樋・鉄部・面格子などの付帯部塗装
外壁塗装の後は、雨樋や鉄部、面格子などの付帯部も丁寧に塗装します。
雨樋には濃い茶系の塗料を使用し、外壁の明るい色とコントラストをつけて引き締めました。
ガレージ部分は、2色使いでメリハリのある仕上がりに。
鋼製折板壁や面格子も外壁と同色で塗り、統一感のあるデザインにまとめました。
施工前後のビフォーアフターをご紹介
施工前は薄いベージュ系の色味だった外壁が、明るく清潔感のある印象に一新。
足場を解体した後の仕上がりでは、見違えるような綺麗さとなりました。
お客様にも大変ご満足いただけた施工となりました。
施工完了
今回の施工では、塗料の性能だけでなく、色彩のバランスや細部の仕上がりにまでこだわりました。耐候性の高い塗料を使用することで、長期間にわたり美観と機能性を維持することができます。
「モルタル外壁の塗装」「外壁のひび割れ補修」「付帯部の塗装」などをご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。